契約社員で働くならこの職種がおすすめ
介護職
契約社員で働く際におすすめの職種としてまず挙げられるのが介護職です。少子高齢化の影響で慢性的に人手不足となっており、団塊の世代が後期高齢者に移行する2025年までに240万人前後の介職員が必要になるといわれています。年間7万人前後の人材確保が必要で、需要は伸び続けている状況です。そのため、介護業界は求職者に有利な売り手市場となっています。中でも国家資格である介護福祉士を取得した人材は多くの介護現場で必要とされています。
介護業界では可能な限り多くの人材を確保するために様々な雇用形態での受け入れ態勢が整っています。正社員だけでなく契約社員の求人も豊富に出ており、介護労働安定センターが行った介護労働実態調査によると、介護職の約3割は非正規雇用で就業しています。
介護職で契約社員として働く場合の主な仕事内容は利用者のケアやイベントの準備、事務作業などです。正社員とそれほど変わりませんが、責任の伴う業務やクレーム対応を行う機会はほとんどありません。転勤がなく残業も少ないので働きやすいでしょう。また、正社員登用制度を設けている職場も多いです。まずは契約社員として働き始め、より幅広い業務に挑戦したいと感じた際には正社員を目指すことも可能です。
MR
医療品に関する情報提供を行うMRもおすすめです。製薬メーカーに正社員として所属することが多い職種ですが、製薬業界では新薬の発売に合わせてプロジェクトを強化し、それに伴い一時的に人員を増員するケースがあります。その際に必要となるのが期間限定で働ける契約社員です。MRの経験や資格を保有している人は検討してみてはいかがでしょうか。
広告代理店の営業職
広告代理店の営業職も一部は契約社員で賄われています。クライアントや業界別に営業チームが組織化されており、業績によっては正社員登用されることもあります。大手広告代理店の求人が多い点も魅力です。通常、大手広告代理店に入社するためにはレベルの高い大学を出て激しい競争を勝ち抜かなければなりません。しかし、それとは別に正社員になれるルートも存在するのです。もちろんハードルは高いですが、その分成果を出せた時のリターンは大きいです。
ITエンジニア
プログラミングやアプリ開発の分野もプロジェクト化される機会が多く、契約社員の求人が数多く出ています。プログラミングスキルさえあれば特定の分野でのみ開発を請け負って働けるので負担も少なく済みます。企業に属することなくフリーランスとして働きたい人にもおすすめです。